皆さん、こんにちは。
「かげきしょうじょ!!」、これは見てよかった!
今期もいろんなアニメを見てましたが、これは断トツで一番です。
気が付いたら感動して泣いていました。
それでは、行きましょう。
宝塚歌劇団をもとにした漫画
主人公である渡辺さらさは紅華歌劇団の養成学校である紅華歌劇音楽学校に入学し、元アイドルの奈良田愛と出会い紅華歌劇団のスターを目指していく物語です。
兵庫県の宝塚にある宝塚歌劇団をもとにした物語です。
生の感情の苦悩
山田彩子という家族の応援を受けて小さい頃からの夢だった紅華に入学したが、あまり自分に自信がなく、同級生たちとの実力差に悩んでいるキャラの話があります。
学校の教師から「太ったんじゃないか。」と注意を受け、ダイエットをするシーンがあります。
ダイエットの方法が食べては吐くというもので、口に指を入れて食べ物を吐いているんですよね。
「そこまでやるのか!?」と思いましたが、やせるとなると摂取カロリーを減らすか運動をするかの2択しかないんです。
食事を制限はやったことありますが、日中でもボッーとしたりフラフラします。(けっこうしんどかったです。)
その結果、山田はめまいを起こして病院に運ばれ、療養中に家族と連絡を取ります。
家族との連絡の中で、合格を誰よりも喜んだお姉ちゃんからの問いかけに対して、「クッキー食べたい」と返しているんですよね。
そうとうメンタルに来ています。
連絡を取っているうちに自分の身の丈に合わないことだったと思い、紅華をやめるという選択を選ぼうとします。
そこに、小野寺先生が「成績はビリになったかもしれないけど、あなたの下には100期生になれなかった1,095人もの女の子たちがいるのよ!」というんですよね。(男子禁制の女子寮に「心は乙女よ!」と踏み込んでくる魅力的な先生です。)
自分のことに必死になっていると、気づかないことです。
選ばれなかった人たちからすると、「なんでやめようとすんねん!」とツッコミがおきますね。
小野寺先生が「僕はあなたにやめてほしくない!」と言います。
女子寮に踏み込んできて、個人的な感情を爆発させている。やめてほしくないということは先生からは出てこない言葉と思います。
生徒がここまでメンタルをやられていると、やめることを勧めるのが本来でしょうね。
小野寺先生は入学試験の時に教官を担当し、山田の歌に惹かれていたことから、先生という枠を飛び越えて純粋な気持ちを伝えたんです。
本気になって感情を爆発させる人を見ていると、私も気づいたら泣いていたんですよね。
印象に残ったセリフ
紫髪の女の子(杉本紗和)は委員長を任されています。
委員長といえば世間からはきちんとしているのが当たり前、そして一度のミスも許してもらえないといったイメージがあったりします。
すると、破天荒であったり、人と違うことをしている人の方が目を引くことが多く、優等生はつまらないと思われます。
茶髪の女の子(竹井朋美)が杉本に言った言葉が「努力に裏打ちされた実力は・・・きっと自分を裏切らない。」なんです。
世間や人は珍しいことをしている人に興味を惹かれ注目します。
人と違うことはそれだけで大きな個性です。
しかし、興味を集めるだけの行動ばかりをしている人は飽きられるもの早いです。
それよりもずっと自分が努力してきたもの、行動してきたことは私の心を惹くものがあります。
努力を続けていること自体が素晴らしいことなんですよね。
続けることは何においても難しいです。例えば、毎日一時間興味の惹かれるものを勉強しようとしても、動画をつい見たり、しんどいからやめたり・・・そういった経験はないでしょうか?
そういったことを乗り越えて努力を続けたことは自分の実力となりますね。
最後に
作品の特徴は生の感情のぶつかり合いです。なんというかどのキャラにもすっと感情移入ができるんですよね。何の違和感も感じないくらいスッキリしているので、自分の感情がすっと引き出されます。
・久しぶりに泣きたい人
・自分の命を燃やして努力するキャラを見たい人
・華やかな舞台の裏の積み上げを見たい人
こういった方にお勧めです。
この作品は双子のキャラに本物の双子を起用していたりとこだわっています。
今回はここまで。
それでは!
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