Vivy – Fluorite Eyeʼs Song-、AIの発展について考えるきっかけになる良い作品。

映画・アニメ紹介

皆さん、こんにちは。

最近、周りで「AIに仕事を任せると楽。」といったことを聞いたりしませんか?

AIは人工知能と呼ばれ、人間の知的ふるまいの一部をソフトウェアを用いて人工的に再現したものです。

AIは「Aという出来事に出会うとBをする。」と人に規定されたプログラムを実行します。今の技術では単純な命令を与えるのが良いところですかね。

仮に、AIが「人に規定されたプログラムに従うの嫌だから仕事しないわ。」となったら困りますね。

AIと人がどのように生きて行くかがテーマとなる作品です。

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あらすじ

史上初の自律人型AIとして生み出され、複合テーマパーク”ニーアランド”で活動するヴィヴィ。「歌でみんなを幸せにする」という使命を与えられたヴィヴィは、ステージで歌っている最中、マツモトと名乗るAIの接触を受ける。困惑するヴィヴィに、マツモトは「共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間の戦争を止めてほしい」と協力を求め――。

https://vivy-portal.com/story/detail/?id=ep1

ヴィヴィが100年間の旅を通じてAIと人間の戦争を止めるという計画を遂行します。

左が主人公です

いつも通りステージで歌を歌っているときに、ハッキングを受けます。

AIが過剰な発展をするから一緒に止めましょうと四角い機械のマツモトから提案されます。

この二人の100年間の道を示したものです。

AIが自分で考えて行動するのは人より人らしい。

AIは自分に与えられた使命を重視します。いきなり使命と言われてもよく分かりませんね。

仮に、ルンバだと「家の床にあるゴミを掃除すること」としますになります。ルンバはお掃除ロボットです。それ以外の機能は期待しません。

ヴィヴィの場合は、「歌で人を幸せにすること」という使命を与えられます。設計した人はなんと抽象的な使命を与えるのでしょう。掃除をすることや人間の温度調整をすることとかの具体的な使命を与えるのが普通ではないでしょうか。

そこで、ヴィヴィは歌が歌えるので、「歌で人を幸せにすること」を使命とします。ただ歌うだけでなく心を込めて歌を歌うようにします。

その思考ができるのでAIの領域を超えている気がします(笑)

私自身、AIはいいよな思うことがあります。自分に与えられた使命を全うすればよいだけですからね。自分の存在意義がはっきりしていると迷う必要がありません。

人生の使命を考えると多岐にわたります。貧困から人類を救いたいという大きな使命を挙げる人もいれば、幸せな家庭を築いて生きるという身近な使命の人もいます。

どちらもよいし、どちらも大事なものです。要は同じ人類に生まれても使命が異なっています。それゆえに迷ったり悩んだりします。AIが悩んでいる姿は人に近いものを感じました。

心を込めるなんて人でもわかりにくいものを求めていきます。何を込めるんでしょうか。自分の中にほとばしる熱い思い?自分の中にある失恋した時の悲しい思い?・・・うーんどうも分かりにくいですね。

それの答えはヴィヴィの100年の旅を見ていただければ。

気に入ったセリフ

始めてヴィヴィとマツモトが出会って時のマツモトが言った「ジョークの一つでも飛ばして余裕ぶるのが吉です。」というセリフが良いです。

本来規定されたプログラムの受け答えしかできないAIに対して言った言葉です。

「AIだけどウィルスに感染して風邪を引いちゃう。」とかAIであることをネタにしてますね。

2人が歩んできた100年間でヴィヴィが一度だけジョークを言います。それもいいところで伏線を回収するんです。

ヴィヴィに余裕ができて他者を思うようになったのかと成長が見れるので一番気に入ってます。

さいごに

この作品は、キャラもよく動く、内容も面白い、音楽も印象に残ると複数の良い点があります。

正直あまり感想を書きたくありませんでした。私の言葉で書くと作品の魅力を伝えきれると思わなかったんですよね。

人によって感じる良さは違いますが、ぜひ原作を見てもらいたいです。

全13話と1クールで話がきれいにまとめられているんです。作品が時間をかけて丁寧に作られています。

一度見終わった後に再度、見直してみるときれいなつくりに気づき、3時間ぐらい眠れなくなったりしました(笑)

それでは、

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