皆さん、こんにちは。
以前、大型バイクの維持費が月に約16,000円かかると分かりました。
一応社会人ではあるので給与から捻出できます。にしてもけっこう痛い。給与は年齢によって決まるので急に増えることはありません。
銀行にお金を預けて金利をもらうというのも考えましたが、金利はだいたい0.02%ぐらい。100万円預けて200円の利息しか付きません。
そこで、もう少しお金を増やす方法はないかと考えたところ、「リスクは取ることになるけど株式に投資するしかないか。」となりました。
私の投資スタイルは「毎月決まった日に、自分の決めた金額の株式(投資信託やETF)を買う。」といったものです。そのため、一気に数百万円を動かすものではありません。そもそも余力がありません。
日本で株式投資というと、一晩で有り金を溶かして借金を背負ったり、一攫千金を狙って利益を稼いだりといったものの印象が多いと思います。
ニュースでは突出したものが報道されやすいんですよね。そういったものは感情の落差が激しく、管理の手間もかかるのでめんどくさい。
私は年3%ぐらい成長してもらって、長期で保有することを目的としています。リターンはそこまで大きいものでありません。というか、けっこう地味な投資です。銀行の利率よりは多いですが。
私が投資をするうえでどういった考えでしているのかの参考になれば幸いです。
投資は自己責任なのでよく調べて納得してからやりましょう。
自分がこうあってほしいと思うストーリーを考える。
いきなり何を言っているんやと。これけっこう大事です。
例えば、100万円分の株式を購入して、110万円になればうれしくなります。一方で50万円になってしまうとどうでしょう?
ほとんどの人は「早く売らんと損してまう。」と焦ってすぐにでも売りたくなるでしょう。その場合は金額が自分の基準です。要するに数字がすべてとなりますね。
そういった定量的なものでなく、全世界の雰囲気みたいなものを基準にしてます。
私の場合は、「今よりもより良いものが出てきて全世界の経済はより成長していくだろう。」というストーリーを基準にしています。
私よりも賢い人はたくさんいて、世界をより良いものにしていこうとしている。企業も新しい技術を開発して暮らしを快適にしようと動いている。
数年前ではスマホはなく、ガラケーが主流でした。それが「ネットを快適にいつでも使えるようにしたい。」と考える人がスマホを開発し生活がよりよくなりました。今ではいつでもネットにアクセスできるのは開発者のたゆまぬ努力の末にできたものでしょう。
新しい技術は私たちに便利なものを与え、経済が成長するエネルギーになっています。
世界の経済が成長する恩恵にあやかっていきたいと思ってます。
なぜストーリーを持つことをお勧めしているのかというと、以前、自分の信じるストーリーがなくて狼狽売りをしたことがあります。ちょっと遊びで暗号資産(ビットコインやイーサリアム)を5万円ぐらい買ってみたんですよね。
実体のないもので信用がなく、金額の振れ幅が大きいことは知っていました。一週間後ぐらいに暴落があって半額ぐらいになったんです。
当時は株式投資をしていたので一日で数十万円が動くことには慣れていました。ですが、下落した金額は25,000円で、「やばい、すぐに引き上げないと金額がゼロになってしまう!」と焦ってしまい、暗号資産の一部を売ってしまったことがあります。
数十万円と25,000円では明らかに前者の方がダメージは大きいです。その差は何かと考えた時に「暗号資産は今後も上がっていくだろう。」と自分の信じるストーリーを作れるだけの根拠がなかったんです。
そのため、暴落が怖くなり傷を負った状態で市場から退場しました。本当に怖かったです。なんでしょう?底なし沼にどこまでも体が持っていかれるような感じでした。
こういったことがないように自分の大切なお金の投資先をしっかりと考えていきましょう。
短期で損をするのは当たり前、20年後に上がっていればよい。
「1週間で100万円の利益を手に入れました!」と聞くと羨ましいです。
こういった方々はずっとパソコンに張り付き、金融の知識も膨大です。いわゆるプロトレーダーです。そういった方々をしのぐ実力、運、知恵がないと短期で稼ぐことは出来ません。
投資を勉強したての素人が勝てるものではありません。じゃあ勝てないじゃないか!?と思われますが、このステージで戦わなければいいのです。
個人投資家の利点は運用のパフォーマンスが悪いからと言って株を必ず売らなくてもよいことです。
プロトレーダーは期間内に利益を出さないと自分の給与に響いてきます。パフォーマンスが悪い株はすぐに売って利益が出る株を購入しなければなりません。「このまま株を持っていると値段が上がるかもしれない。」といった時間を身に着けることができないんですよね。
これに対して、個人投資家は外野から文句を言われることはありません。(家族が資産内容を知っていたら「減ってるやないか!」と言われるかも知れませんが。)
このステージで勝てないなら別のステージで戦うことで生きていくことができます。
分散、長期保有、経費が安い投資信託又はETFがあっていました。
では、私がどの株式を買っているのかというと、ETFの「バンガード S&P 500 ETF VOO」と投資信託の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。
投資信託とは複数の株式を少しずつ集めてセットで販売しているものです。1日1回値段が決まり、好きな金額分を買えます。
ビーンズ一つ一つが、Google、Amazon、P&G、コカコーラの株式を表しており、それらをビンに詰めて売っている感じです。
ETFは投資信託が市場が開いている間は自由に買えるようになったものです。
両方とも、S&P500という指標に連動するように売買をします。日経225やTOPIXを聞いたことはありませんか?あれのアメリカ版イケてる500社っていう感じです。
投資をするうえで大事なことで「1つのカゴに卵を盛るな。」というものがあります。
1つのカゴに入れてると落とした時に全滅ですが、複数のカゴに入れていると被害が少なくてすみます。
アメリカの優良な500社をまるっと買うことになり、2~3社がボツになっても他が補完するのでダメージが小さいです。
それに加えて、持っているときにかかる経費も安いです。株式を入れ替えを委託先がしてくれているので、その分の手間賃を支払います。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で0.09%、VOOで0.03%です。
仮に100万円を持っていたとしても年間300~900円で維持が可能です。窓口がある証券会社だと経費で1~2%も取られることもあります。10,000~20,000円ですね。数%の違いですが維持すると大きな負担になります。
分散が効いてて、経費が安い資産を買っていくことが大事です。
それでは、
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