30代で株式に1,000万円を積み上げて、毎月25,000円の配当金を手に入れたい。

雑談

皆さん、こんにちは。

事業、給与以外の収入があれば少しずつでも生活がよくなりますね。1つの収入口しかないと、何が何でもしがみつかないといけません。そういった状態は自分を縛り付けることになります。「上司の指示に従わなければならない。」、「この顧客と付き合うのは嫌だけど、失うと生活が成り行かない。」などの状況になる可能性もあります。

もう一つ自分が動かなくて済む収入口を増やせないかと考えた時に、株式投資を知りました。もともと大学で興味を持っていたというのもあります。株式投資といっても現物、信用取引、先物・・・様々な商品がありますが、伝統的な資産である現物のみをしています。

値動きに一喜一憂せず、自分がコントロールできることに注力したい。

新しい商品に興味はありますが、高い手数料や仕組みを理解するのに時間がかかりますし、放っておくことができません。安く買って高く売るが基本ですが、高い時に自分が居合わせることができないと損にしかなりません。

株式の上下はミスターマーケットの気分次第と言われ、急上昇したと思ったら一気に下落したりと先が読めない部分も多いです。

「これに一喜一憂するのもしんどいな。じゃあ自分ができることは何か。」と考えた時に株式市場に居続け、淡々と投資額を積み上げることしかできんとなったんですよね。つまり、自分が積み立てる金額は自分でコントロールできます。ここに力を注いだ方が良いと。

本を読んだときに、複利の力を感じ始めるのは投資額が1000万円を超えたころからと書いてありました。仮に1000万円を3%で運用した場合、1年の配当金は30万円です。ざくっとした計算ですが毎月25,000円の配当金が勝手に入ります。(税金、為替は考慮してません。)

毎月25,000円って大きくないですか?通信費、水道、ガス、電気も一人暮らしなら賄えそうです。他にも、つけ麺の全部乗せトッピングをしたり、ちょっといいホテルに泊まったりしてもお釣りが来たりと自分の心が元気になるささやかな贅沢ができます。

アメリカに投資するのが適切かもしれない。

「それなら日本の方がニュースとかも入って分かりやすいし日本株に投資すればええんか?」と思われますが、私はお勧めしません。日本のマーケットは整備されているとはいえ市場の動きが読みにくいです。政府の方針が一貫していないことやある程度まとまった株数でないと買えないということがあります。そのため、アメリカの企業に投資しています。

下記の図は日本の指標であるTOPIXとアメリカのS&P500のパフォーマンスを比較したものです。各国の代表企業を比べたものになります。同じ金額を投資してたら約3倍もリターンが違っています。こうなるとアメリカに投資して、得た配当金を日本で使い生活するのがよいでしょうか。

出典:Yahoo!ファイナンス

それに、アメリカは株主に対する配当を重視しています。企業の中には配当貴族と呼ばれる配当を何十年も出しているものもあります。日本には配当が何十年も続けて出しているのは花王ぐらいだったかと。あまりないんですよね。

配当金が出続けているのはビジネスの収益率が高いことを意味します。ビジネスに必要な経費を差っ引いたとしてもまだ配当を出す余力があるんです。しかも何十年も続けているので強固な基盤です。そう簡単に破産ということはないでしょう。(そうなった場合は阿鼻叫喚でしょうね。)

では、個別株を買って自分のポートフォリオを組むのが一番ですが、銘柄分析をするのは手間がかかります。ほしい銘柄が決まったとしても安くなったときに買わないといけないし、その後の損切や買い増しのタイミングも見極めないといけない。要は手間がかかり、自分の時間も結構持っていかれます。

そうなると株式のアソートセットであるETFを買った方が楽です。パフォーマンスが悪い銘柄を抜き、パフォーマンスが良い銘柄を自動的に入れ替えてくれる商品を選んでます。

実際に購入している株式、ETF

私が採用した銘柄はVOO、VYM、SPYD、LQDとなります。買っている理由はVOOは全世界の恩恵を受けるインデックスファンド、VYMとSPYDは成熟した企業の配当金をもらうため、LQDは株式の値動きをマイルドにするための債権ファンドとなります。

インデックスは放っておいても資産の最大化をしてくれますが、売らないと手元で使える金額は増えません。一方で配当金をもらって使える金額を増やしたいです(笑)。VYMとSPYDは配当金目的ですね。

よくインデックスか高配当ETFかみたいなどちらか一方に全力を注ぐほうがわかりやすいと言われますが、どうもそれは極端な気がします。全か悪か、よいか悪いかみたいに振り切るよりは自分の心地よいバランスを探って両方のいいところを見つけていくのがよいです。自分が納得いくバランスを見つけることですかね。

日々の値動きは気にせずに決まった日に設定した金額(VYMは5万円で買える範囲でなど)で買うだけです。指値で買うと時価が高すぎて買えないことがあります。積み上げることが目的なので成行で買っています。

あと、手放すとしても老後でしょうか。短期で売買を繰り返すと手数料と税金で余計に原資が持っていかれます。ほとんど放置しているといっても良いかもしれません。

さいごに

私の投資方針はこんな感じです。「フワフワしすぎじゃないか?」とお叱りを受けるかもしれませんが、市場と3年間付き合ってきてこのスタイルが自分にとっては心地よいんですよね。

日々の値動きを気にせず、決まった日にETFを積み上げていく。半自動化してますのでいつ買おうかという判断に気力を使う必要もありません。

投資の勉強をしたとしても、必ずしもリターンにつながるとは限りません。私は投資や世界の動きを見ていくのは好きなので苦になりません。

中には面倒くさいと感じる方もいると思いますので、淡々と積み立てるということは出来るのではないでしょうか。

読んでいるあなたに私の投資方針が合うかは分かりませんが、少しでも参考になれば幸いです。

それでは、

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