みなさん、こんにちは。
駅とかで見かける宝くじ売り場で、「高額当選者が売り場から出ました!」という看板を見たことはありますでしょうか?
宝くじ一枚で十分に暮らしていけるお金がもらえたとしたら、夢が広がります。
今回は売り場から当選者が出ることは、宝くじの当選確率を上げるのかなと気になりました。考えましたが、そんなことはないでしょうね。
ただ、宝くじをよく売りさばいている売り場であるだけですね。
とはいえ、高額当選者が出るとそこで買ってみたいと思うのもあったりします(笑)
人は当たり前に起きることを過少に、めったに当たらないことを過大に評価する。
宝くじを買うと「なんか一億円当たる気がする!」と思うことはありませんか?
実際は気の持ちようだったしますが、ほぼ当たりません(笑)。ちなみに宝くじで高額当選する確率は2000万分の1らしいです。交通事故に遭う確率は5分の1だそうです。
例えば、1等が当たる確率を考えてみましょう。1等の当たりの本数は「23本」です。全体の枚数で割ると、
23÷460,000,000=1/20,000,000
となり、2000万分の1の確率であることがわかります。つまり、2000万分の1の確率で、7億円が当たるのです。
東洋経済より引用
こう見るとよっぽど運が良い人でないと当たりませんが、なぜか行ける気がすると意気込むんですよね。というのも、人はめったに起こらないことを過大に評価する性質があるからです。
例えば、「明日地球は滅ぶかもしれない。」と、ある有名人がつぶやくと瞬く間に広がるでしょう。それは、自分たちの立場や生命活動を脅かす可能性があるかもしれないからです。
人類が原始時代に狩猟をしていた遺伝子が残っており、大型の動物に狙われると狩られるため、ネガティブな情報には敏感に反応します。
逆に、「明日もまた日は昇る」と言っても当たり前のことですので、見向きもされませんね。
宝くじも同じでめったに起こらないことを過大に評価します。
宝くじをよく売りさばいている売り場であるので、母数が多いため高額当選者の確立が上がる。
AとBの売り場があり、Aが100本、Bが1,000本を売り上げたとします。当選率は10,000分の1で当たると仮定すると、Aは100分の1で、Bは10分の1で当たります。
当たる確率が同じであれば、販売数が多ければ多いほど当たりくじが出る確率が高くなるのは当たり前です。要はどれだけ宝くじを売ることができ、買った人に夢を見せることができたと言っています。
その売り場は宝くじをうまく販売している、又はその地域は夢を見たい人が多いとかの理由も考えられます。
とはいえ、そこで買った一枚一枚の宝くじの当たる確率が高いことを意味するわけではありません。「高額当選者が出たから、縁起が良く後に続けるかもしれない。」とゲン担ぎの意味を込めて買う人もいるでしょう。
運勢やジンクスみたいな迷信を信じてやるのではと。日常にはないスパイスを味わいたいのであればありですね。
宝くじにのめりこむと費やした費用を回収するために、お金をつぎ込むことにもあるので、程よく期待ししつつ、ちょっと夢を見る入場料と割り切って買うのが良いですね。
宝くじが当たらないかなあと日々願っています(笑)
それでは。
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