浪費に見えて、未来を変える。趣味にお金をかけてよかった話

考え方

「お金を趣味に使うのはもったいない?」
そんな迷いがずっとありました。でも筋トレやバイクに本気で取り組んでみると、体が変わり、考え方が変わり、人とのつながりまで広がりました。
浪費だと思っていたお金は、未来の自分を支える自己投資だったと気づいた話です。

趣味は「浪費」ではなく「自己投資」

自己投資といっても、スキルや資格だけではありません。
ここでは「考え方や価値観を変えてくれるもの」と捉えています。

もし、貯金を最優先するなら趣味を何もしないのが一番効率的でしょう。
住居費や光熱費など最低限の出費に抑えれば、資産はどんどん増えていきます。

でも、お金を使って得られる体験が減る分、心の豊かさや人としての経験値が浅くなる気がします。

筋トレやバイクも、かかるお金だけ見れば決して安くはありません。
ジムの月会費、プロテイン、バイクの装備や維持費など、継続するほど出費も増えます。
しかも、ずっと使うわけでもなく「しばらく放置」することもあるでしょう。

それでも、心身の充実感や成長、好きなものを持つ楽しさは何ものにも代えがたい価値があります。
続けるうちに、習慣として生活の一部になっていきました。

筋トレで得た自己肯定感

筋トレの一番の魅力は、成果が体に目に見えて表れることです。
筋肉がついて体が一回り大きくなり、以前より活動的になりました。

仕事で窓口に立っているとき、「あなた体大きいわね。何かやっているのかしら?」と声をかけられることもあり、自然と会話が生まれるのも嬉しい瞬間です。

筋肉をつけるには健康が土台になります。
睡眠時間を意識したり、食事の栄養バランスを考えたり、以前より体に気を遣うようになりました。

お菓子を一切やめるのではなく、週に一度だけ楽しむルールを決めています。
この「たまに食べる」特別感が、余計に美味しく感じさせてくれます。

バイクで広がる人間関係と行動力

バイクに乗るようになって、人間関係も行動範囲も大きく変わりました。

たとえば、ジムで「どんなバイクに乗ってるんですか?」と自然に会話が生まれたことがあります。
その人はハーレーダビッドソンに乗っていて、私も免許を取ったばかりだったので、一緒にツーリングへ。
琵琶湖に温泉を目的に出かけたり、牡蠣を食べに日生まで足を延ばしたりと、楽しい思い出が増えました。

職場の同期とも、バイクの話題で距離が縮まりました。
ラインのアイコンがZ900だったので誘ってみると、淡路島までツーリングすることに。
人通りの少ない絶景ポイントでビデオを撮ったりして、特別な時間を共有できました。

趣味が同じというだけで「一緒に走る仲間」という一体感が生まれ、ちょっとした相談も気軽にできる関係になりました。

お金以上の価値を生む「体験」

モノは時間が経てば消耗していきます。
でも、体験や思い出はいつまでも残ります。

筋トレやバイクを通じて、結果的に人生の充実度が上がったと実感しています。
思い出や話題が増えて、同じ趣味を持つ人とも自然に会話が弾む。
ものは墓場に持っていけませんが、思い出は心の中に残り続けるのがいいところです。

趣味にお金を使うことを迷うより、その先にどんな自分になりたいかを考える。
自己投資は未来の自分へのプレゼントですね。

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