私は神社やお寺にお参りをした際に、お賽銭を入れ、願い事をします。
日本ではよく見かける行動で、ある種の心地よさを受けます。

さて、島根県の霊場巡りをしているときに、回ったお寺でキャッシュレス対応ができるところを見つけました。

最近のキャッシュレス決済の流れというのはここまで来ているのですね。私はクレジットカードまでは進んでいますが、QRコードを使った決済までは頻繁に利用しておりません。PayPayもアカウントは作っていますが受けるのみの状態です。
だた、お賽銭まではしてほしくなかったなぁと。お参りはお賽銭→二礼二拍手→願い事→一礼の流れを通じての神仏との対話の機会と捉えてます。
お賽銭を入れることで神仏に「私が来た!」ということを知ってもらい、私に注目し、願い事をしっかりと聞いてほしいですね。
それが、キャッシュレス決済となることで、俗物的な流れとなってしまった気がします。お賽銭を入れる行為は同じなのですがどうも好きになれないです。
流れの中で逆流しているのは分かっているのですが・・・。
では、神社やお寺の立場になって、キャッシュレス決済を導入する場合のメリットを考えてみましょう。

お賽銭として入れられたお金を集計せずに済む、汚れているかもしれない小銭を触らずに済むとかありますが、外国人観光客にも気軽にお賽銭を入れてほしいというのが大きなメリットと思われます。
外国から日本に来られる方はキャッシュレス決済に慣れている人が多いため、小銭よりも楽でしょう。自分の使い慣れたキャッシュレス決済では、硬貨の計算とかをせずに済みますからね。以前にオーストラリアに行った際に硬貨の計算が面倒くさくて店員にお願いしたことがあります(笑)
また、クレジット決済でないのもポイントですね。クレジット決済の場合、専用の端末を導入しないとできません。端末を買うだけでもけっこういいお値段がします。QRコード決済の場合、導入に専用の端末はなくてもよく、うまくやれば無料でいけます。
それに、クレジット決済よりもQRコード決済の方が決済会社に支払う手数料が安いことが多いです。クレジット決済は3~5%がかかりますが、QRコード決済はPayPayであれば1.76%〜2.178%と2%台でいけるんですよね。
そういったことからQRコード決済を導入されているのかなと考えてしまいます。
とはいえ、私はどうにもお賽銭のキャッシュレス化には馴染めそうにないので、硬貨で入れるかなぁ。
皆さんはどうでしょうか?
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