二段階の教習に入ると、内容が一段階とガラッと変わります。
実車でのコース走行から、シミュレーターと公道を意識した交通法規走行へ。「テストに関係ないから手を抜いていい」と思いがちですが、ここでの意識が卒検後の公道走行に直接つながります。
二段階で意識したことを書きます。
シミュレーターは「危険予測」の練習だと思って取り組んだ
ゲームセンターのレース筐体のバイク版、というのが正直な第一印象でした。

実車でバランス感覚を身につけてもらうほうがいいんだけど、危険予測には必要なんだよ。


公道と教習所のコースの一番の違いは、思いもよらないところからものが飛び出してくることです。
停車中のトラックが急に動き出す、車の死角から人が出てくる、最悪の場合は動物が飛び込んでくる。これらを想定して走ることが求められます。
シミュレーターは点数に直結しにくい項目ですが、ここで身につけた危険予測の感覚が公道での判断速度に影響します。「手を抜いていい項目」ではありません。
交通法規走行は「抜けがちな3つ」を意識するだけで変わる



交通法規を守って走行している?
守っています!
しかし「具体的に何を守っているか」と問われると、意外と整理できていませんでした。
教習所の中で特に指摘されやすいのが以下の3つです。
一時停止。停まれているようで、止まり切れていない人が多い
一時停止の取り締まりは、警察の違反取締り件数の約20%を占めます。それだけ「止まったつもり」になっている人が多いということです。


教習所では「ギアを1速に落として、片足をついて完全に停止すること」が求められます。
意識したのは、一時停止を「落ち着けるポイント」として捉えることでした。止まりながらギアを確認し、呼吸を整える。焦りがちな教習の中で、数少ないリセットの機会として使えると気づいてからは、むしろ一時停止が来るのが楽になりました。
最高速度。スピードを出しても着く時間は変わらない



速度制限を守った場合と制限プラス10キロの場合、どちらが早く目的地につくと思う?
プラス10キロの方が速く着きます。



どちらも変わらないんやで。信号とかで止まるようになってるから結局同じ時間になるんや。速度制限を超してると取り締まりが気になるし、ハンドル操作も気を使わなあかんからしんどいだけやで。


理由はシンプルで、信号や前方の遅い車によって結局同じタイミングになるからです。さらにスピードを出すことで取り締まりへの意識やハンドル操作の負荷が増えます。得るものがなく、リスクだけが増えます。
この話を聞いてから、速度を守ることへの納得感が変わりました。「ルールだから守る」ではなく「守る方が合理的だから守る」という感覚になりました。
交差点の信号。矢印に沿って曲がり、見ていることを示す
交差点での矢印信号は「その方向に曲がっていい」というサインです。当然のことですが、教習所の卒検ではここで減点されるケースがあります。


矢印に沿って曲がることに加えて、左右・後方をしっかり確認し、見ていることを動作で示すことが採点のポイントになります。確認動作が小さいと、していても「していない」と判断されることがあります。大げさなくらいでちょうどいい。
3つに共通するのは「体で覚える」ということ
シミュレーターも交通法規走行も、「卒検のための練習」と捉えると消化試合になります。
公道でどう動くかをイメージしながら取り組むと、自然と意識が変わります。二段階からが、本当の意味でのバイクの練習だと思います。







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