現金マスターに俺はなる？クレジット派の私が考えたお金管理の話

現金をあまり使わない人も増えていますが、「お金の管理のしやすさ」や「リスクの少なさ」という点では、現金のほうがメリットもあるかもしれません。

私は普段からクレジットカードをメインに使っています。

ネットで明細を確認すれば、いつどこで何に使ったか一目でわかりますし、ポイント還元も魅力です。

正直、便利さに慣れてしまって現金をほとんど使わない時期もありました。

でも、ジムで知り合いと話しているときに「現金だけのほうが管理が楽じゃない？」という意見がありました。

私は管理に慣れているのでその視点は持たなかったのですが、なるほどなと思いました。

あと、その人は「現金はなくならないから、現金マスターに俺はなる！」と熱弁していました（笑）。

現金のメリット｜残高が目に見えて無駄遣いを抑えやすい

便利な反面、キャッシュレスだと「お金を使っている感覚」が薄れがちです。

つい気が大きくなって、あとから「こんなに使っていたんだ」とびっくりすることもあります。

現金払いなら、残高がその場で減っていくので視覚的にわかりやすいです。

お財布に入っている分しか使えないので、「これ以上はやめておこう」と立ち止まるきっかけにもなります。

いつも明細を見て「身に覚えがある請求しかない。」となっております。

現金は、リスクヘッジにもつながります。財布に入れていた金額以上は絶対に失いません。

もし財布を落としても被害は限定的です。

一方、クレジットカードは盗難や不正利用のリスクがあります。

もちろん最近は不正利用検知システムも発達していて、異常な利用があればすぐに通知が来るなど補償体制も整っています。

ただ、実際にトラブルが起きると手続きや確認の手間がかかることは避けられません。

ただし、現金にも不便な面はあります。

ATMから現金を引き出す手間や手数料、大きな買い物には不便さを感じることも。

現金払いだけだと、何にいくら使ったのか記録に残らないため、家計簿をつける必要があります。

クレジットカードを使うなら、枚数を絞るのがおすすめです。

私も以前は複数枚持っていましたが、2社程度にまとめたほうが明細の確認や支払い管理がとてもラクになりました。

勝手に引き落とされる年会費にも気づきやすいですし、更新や利用停止などの手続きもシンプルです。

結局のところ、どちらが正解という話ではなく、自分に合う管理方法を知るのが一番大事です。

例えば、こんなふうに使い分ける方法もあります。

「お金の動きがつかみにくいな」と感じる人は、一度現金中心の生活を試してみるのもおすすめです。逆に、現金だと管理が面倒なら、クレジットを2社くらいに絞って使うほうがスッキリします。

お金の管理は、生活スタイルや性格で変わります。

「どうすれば無駄遣いを減らせるか」「どちらが自分にとって安心できるか」を基準に、ちょうどいい使い分けを探してみてください。