「今日もまたコンビニ寄っちゃったな…」
そんな軽い気持ちでレジに並ぶあなた。
会計はたったの500円。でも、それがほぼ毎日続けば――
月に1万円以上、1年で12万円超の出費になるかもしれません。
実はこの「ついで買い」、家計にじわじわ効いてくる“無意識出費”の代表格。
節約したいと思っているのに、なかなかやめられない人も多いですよね。
今回は、そんな身近な習慣を少しだけ見直すためのヒントをお届けします。
よくある「ついで買い」シーン
- 朝、コーヒーと菓子パン
- 会社帰りにビールとおつまみ
- 昼休みにカフェでスマホ課金 or 雑誌購入
こうした行動、身に覚えはありませんか?
「ついでだからいいか」
「ちょっとだけだし」
そうやって罪悪感なく続けてしまうんですよね。
しかも、コンビニって商品の見せ方もうまい。
レジ前で並んでいるとき、つい目に留まって手が伸びてしまう…。
小さな出費が積み重なる「見えにくい出費」の温床です。
積み重ねるとどうなる?
たとえば、
毎日500円 × 月20日 = 月1万円。
これを1年続けると、年間12万円になります。
12万円あれば、旅行にも行けるし、いい家電も買えるし、積立投資にも十分回せます。
もっと言えば、手取りで1万円稼ぐには、税引き前で1万3千円近く必要です。
この出費、見逃せないインパクトですよね。
【なぜやってしまう?】その行動の裏側
この「ついで買い」、やめられないのには理由があります。
- 習慣化している(=ルーティンの一部)
- ごほうび感がある(=気分転換やストレス発散)
- キャッシュレスでお金を使った感覚が薄い
疲れているときほど、「今日くらい…」と手が伸びてしまう。
そして、それが続くうちに“やめにくくなる習慣”になるのです。
【見直しのコツ】いきなりゼロにしなくていい
やめるためには「いきなりコンビニにいかないぜ!」ではなく、頻度をコントロールすることがおすすめ。
✅ 具体的な対策:
- 「週5回」を「週2〜3回」に減らしてみる
- 「1ヶ月だけやめてみる」チャレンジをする
- 自分ルール(例:月末だけOK)を決める
「我慢」ではなく「調整」がコツ。
減らすことで“なくても平気”なことに気づけると、習慣を変えやすくなります。
【まとめ】“ついで”を見直せば、未来が変わる
「ちょっとした習慣が、1年後の差になる」
「まずは“自覚”から始めよう」
今、無意識にやっていることを少しだけ意識してみる。
それだけで、家計も、時間も、暮らしの余白も、変わってきます。
まずは、明日ひとつ“買わない”を選んでみることから。
きっと、その一歩が大きな見直しにつながります。
それでは
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