コーヒーとお菓子で年間12万円。30代の“無意識出費”にストップを

考え方

「今日もまたコンビニ寄っちゃったな…」

そんな軽い気持ちでレジに並ぶあなた。
会計はたったの500円。でも、それがほぼ毎日続けば――

月に1万円以上、1年で12万円超の出費になるかもしれません。

実はこの「ついで買い」、家計にじわじわ効いてくる“無意識出費”の代表格。
節約したいと思っているのに、なかなかやめられない人も多いですよね。

今回は、そんな身近な習慣を少しだけ見直すためのヒントをお届けします。

よくある「ついで買い」シーン

  • 朝、コーヒーと菓子パン
  • 会社帰りにビールとおつまみ
  • 昼休みにカフェでスマホ課金 or 雑誌購入

こうした行動、身に覚えはありませんか?

「ついでだからいいか」
「ちょっとだけだし」

そうやって罪悪感なく続けてしまうんですよね。

しかも、コンビニって商品の見せ方もうまい。
レジ前で並んでいるとき、つい目に留まって手が伸びてしまう…。
小さな出費が積み重なる「見えにくい出費」の温床です。

積み重ねるとどうなる?

たとえば、
毎日500円 × 月20日 = 月1万円

これを1年続けると、年間12万円になります。

12万円あれば、旅行にも行けるし、いい家電も買えるし、積立投資にも十分回せます。

もっと言えば、手取りで1万円稼ぐには、税引き前で1万3千円近く必要です。
この出費、見逃せないインパクトですよね。

【なぜやってしまう?】その行動の裏側

この「ついで買い」、やめられないのには理由があります。

  • 習慣化している(=ルーティンの一部)
  • ごほうび感がある(=気分転換やストレス発散)
  • キャッシュレスでお金を使った感覚が薄い

疲れているときほど、「今日くらい…」と手が伸びてしまう。
そして、それが続くうちに“やめにくくなる習慣”になるのです。

【見直しのコツ】いきなりゼロにしなくていい

やめるためには「いきなりコンビニにいかないぜ!」ではなく、頻度をコントロールすることがおすすめ。

✅ 具体的な対策:

  • 「週5回」を「週2〜3回」に減らしてみる
  • 「1ヶ月だけやめてみる」チャレンジをする
  • 自分ルール(例:月末だけOK)を決める

「我慢」ではなく「調整」がコツ。
減らすことで“なくても平気”なことに気づけると、習慣を変えやすくなります。

【まとめ】“ついで”を見直せば、未来が変わる

「ちょっとした習慣が、1年後の差になる」
「まずは“自覚”から始めよう」

今、無意識にやっていることを少しだけ意識してみる。
それだけで、家計も、時間も、暮らしの余白も、変わってきます。

まずは、明日ひとつ“買わない”を選んでみることから。
きっと、その一歩が大きな見直しにつながります。

それでは

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