ITパスポートで気づいた、知らなかった世界
ITパスポートを勉強してみて、「会社で飛び交ってる単語、こんな意味やったんか…!」と思ったこと、ありませんか?
たとえば、「要件定義」「API」「アルゴリズム」。 これまで聞き流していた言葉が、自分の中でスッと意味を持ち始める感覚。
勉強したことが、仕事や日常とつながる瞬間って、ちょっとワクワクしますよね。
でも、そのうちこんな疑問も出てきました。
「この仕組みって、どうやって動いてるんやろ?」
「ITの人たちって、どこまで考えて仕事してるんやろ?」
知れば知るほど、「もっと知りたい」が生まれてくる。
それが、学びの面白さだと感じました。
非エンジニアでも広げられる、ITスキルの育て方
「エンジニアになるわけじゃないけど、ITに詳しくなれたら仕事でも頼られそう」。
そんなふうに思った方もいるのではないでしょうか。
実は、しくみを理解する方向でスキルを広げるだけでも、大きな武器になります。
下記のことを知っているだけでも人と違いますね。
- プログラミングの考え方
→ 実際に書けなくても、「どう動くか」がわかるだけで視野が広がる - データベースの基礎
→ 「情報がどこにあるか」「どう取り出すか」が分かると業務効率が変わる - ネットワークやセキュリティの初歩
→ テレワーク環境や社内システムの理解が深まり、会話の質が変わる
たとえば車でも、 「アクセルを踏んだら動く」だけでなく、
「エンジンが回って、動力がタイヤに伝わって動く」と分かると、全体像が見えてきますよね。
それと同じで、しくみを知ると、ITの話がグッと現実味を帯びてくるんです。
基本情報技術者ってどんな資格?
「もう少し深く学んでみたい」と思ったとき、選択肢のひとつが基本情報技術者試験です。
ざっくり言うと、
「ITパスポートより一歩踏み込んだ内容を、しっかり体系的に学べる資格」
主な特徴は
- 午前・午後の2部構成。午後は長文読解や簡単なプログラミング問題も
- アルゴリズムや計算問題あり。やや理系寄りの内容
- 学習目安は100~150時間ほど(※個人差あり)
いきなりここを目指さなくても大丈夫。でも、「もうちょっとITのしくみを知りたい」「理解を深めたい」と思ったなら、良いステップになるはずです。
ITは、仕事でもプライベートでも欠かせない存在です。パソコンやスマホを使わない日は、ほぼないですよね。
それだけ身近なのに、いざという時に「なんかよくわからんけど壊れた…」で止まってしまうのはもったいない。
もし、自分で原因に気づいて直せたらカッコいいし、同じように困ってる誰かを助けられるかもしれません。
資格がなくても、ITを知る方法はたくさんある
資格を取らなくても、ITに詳しくなる方法はたくさんあります。
たとえばこんなものがあったりします。
- Progateやドットインストールで軽くプログラミング体験
→ HTMLやPythonの超初歩が体験できて、「コードってこう動くのか!」が体感できる - 『スッキリわかるSQL入門』や『ITのしくみがマンガでわかる』系の本を読む
→ 難しい言葉なしで、業務に活かせる知識が身につく - 社内SEとちょっと深い会話をしてみる
→ 「開発」「仕様」「セキュリティ」など、キーワードが分かると話の質が変わる
こうした日々の積み重ねが、分かる人と分からない人の差をつくっていくんですよね。
「知りたい」が生まれた今がチャンス
ITパスポートを通じて、「言葉がわかる楽しさ」を感じたあなた。
そこから一歩踏み出して、「どう動くのか」「どう活かせるのか」を知っていくことで、
ITが遠いものから、自分の道具に変わっていきます。
大きな挑戦じゃなくていい。
まずは、自分がちょっとでも興味を持ったことから試してみてください。
分からなかった世界が、なんとなく分かる世界になると、視点も行動も、ちょっとずつ変わっていきますよ。
それではまた次回の更新で。
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