2020年1月12日、逆車のバンディット1250Fが納車されました。
あれから6年。走行距離は5,000kmから48,000kmを超えました。マフラーは純正のまま。ギア比やレバーといったカスタムはゼロ。レッカーを呼んだことも一度もない。
なぜノーマルのまま乗り続けているのか。理由を正直に書いていきます。
マフラーを変えなかった理由
バンディットの特徴である煙突マフラーのカスタムを考えたことがあります。
アールズギアの製品で、音が良くて20kg近く軽くなるものがあった。バンディット1250Fは本体だけで車重250kgを超えるので、マフラー交換だけで20kgの軽量化は素直に魅力的でした。
やめた理由は2つあります。
1つ目は、友人のバイクと一緒にツーリングに行った際に、排気音がうるさくてインカムからの音楽が聞こえなくなったから。それにバンディットの排気音が静かすぎて何も聞こえん。
ツーリング中の音楽は自分にとって必要で、そこまでしていらんかなぁと。というか排気音がすごくて耳が悪くなりそう。程よく聞きたい。
2つ目は「マフラー交換だけで少なくとも20万円かかるのか。それなら自分が筋トレして強くなってダイエットした方が、重いバンディットを長く扱えるし、健康的でコスパよくないか?」と思ったから。お金を払ってバイクを軽くするより、自分が鍛えた方がトータルで得をする。今もその考えは変わっていません。
4台と真剣に比較して、バンディットに戻った
乗り換えを考えたことが何度かあります。検討した相手は4台。
BMW R1250RS

試乗して惚れました。クルーズコントロールなど最新の機能があり、水平対向エンジンの走りの質が別次元。ほどよいトルクもちょうどよかった。ただ諸費用込みで約400万円。
んなもん払えるかぁぁぁぁぁ(笑)
所有している車を買ったときよりも高いぞ。
MVアグスタ Turismo Veloce

デザインに一目惚れしました。赤と銀、イタリアの宝石と呼ばれるだけあって印象に残る。見た目だけなら今でも一番好きかもしれません。
ただ800ccという排気量の差、パニアケースが標準装備でないこと、そして修理のたびに愛知まで行く必要があるメンテナンス性の問題。「動かない宝石」と呼ばれることもある。
というか愛知まで安全に行けてる時点でバイクめちゃ元気やん。
気軽にツーリングに行きたい自分からすると、所有するリスクが高すぎる。
気軽にツーリングに行きたい自分からすると、所有するリスクが高すぎる。聞いた話では、エンジンをかけるときに神に祈ってセルを回すこともあると。
動かない状態で即レッカーを呼ぶ未来が見えたので断念。
Kawasaki Ninja1000

エンジンの滑らかさが秀逸でした。ストレスなく走れる印象で、デザインも洗練されている。
ただ排気量の低下、ハイオク仕様、トップケース別売りという点が引っかかった。
それならバンディットで良くないか?、という結論になりました。
人気車というのもあって、道の駅に行くと結構な確率で見かけます。
スズキ 隼

パワーは圧巻でした。ひねれば即応の素直な加速感。乗車姿勢も長距離向きで、存在感も申し分ない。
ただ価格の高さ、立ちごけの恐怖、別売りパニアケース、ハイオク仕様のコスト。カウルが複雑で虫が挟まりやすく、一部メッキもあって手入れの頻度が増えそう。総合的に見送りました。
4台を検討して気づいたのは、自分がバンディットに求めているものがすでに揃っているということ。
それバンディットで良くないか?と(笑)
6年・48,000kmでレッカーゼロ
ノーマルのまま乗り続けて一番良かったと思うのは、信頼性です。
エンジンが勝手に止まったことがない。ギアが入らなくなったことがない。レッカーを呼んだことが一度もない。
転勤先でも、北海道でも、どこでも安全に帰ってこられました。本当に元気。2ヶ月ほどエンジンをかけなくても、次には一発でかかる。
それに搭載されている機能がETCとABSぐらいなので、通常2年ほどで交換となるバッテリーが6年間持ちました。友人やバイク屋に聞くと「普通そんなにもたへん」と。シンプルな構造ゆえに長期間持ったのだろうと思っています。
6年・48,000kmでトラブルゼロというのは、乗り続けた人間にしか分からない安心感があります。
カスタムは乗り味を変える。変えた部分がトラブルの原因になることもある。ノーマルを維持することは、この信頼性を手放さないという選択でもあります。
ノーマルは「妥協」ではない

カスタムしないのは予算がないからでも、興味がないからでもない。
マフラーより自分が鍛えた方がいいと判断した。4台と比較してバンディットで十分だと結論を出した。6年間一度もレッカーを呼ばずに済んだ。
これがノーマルのまま乗り続けている理由です。

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